アトピー肌でも医療脱毛は施術可能なのか?

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脱毛とアトピー

「アトピー性皮膚炎」という言葉を一度は聞いた事があるのではないでしょうか?
そんな、アトピー肌の方は医療脱毛は受けれないと、最初から諦めていませんか?
実はそんな事は無いのです!
アトピー肌の方が医療脱毛をする事によって、嬉しいメリットはたくさんあるので、この記事を是非ご参考下さいませ。

アトピー性皮膚炎とは?

何かに対してアレルギー反応を起こしやすい方や、皮膚バリア機能が低下している方に多く見られる皮膚の炎症です。
また、皮膚に強い痒みを伴った湿疹が現れ、その湿疹が強く出たり~改善したりと繰り返し起こります。
この状態が6か月続くと「慢性アトピー性皮膚炎」と呼ばれます。

毛孔性苔癬に関しては以下をご参考ください。

アトピー性皮膚炎になった時の皮膚状態は?

  • 乾燥しやすく、汗やハウスダスト等の刺激にとても敏感
  • 症状によるもの、痒みによって掻いてしまった事、長期のステロイド使用により、色素沈着を起こしてしまう

どんな湿疹ができるのか?

  • やわらかい関節・部位にできやすい(目の周り・口周り・脇・腕や足の内側)
  • 基本的には左右対称にできる事が多い
  • 慢性化すると赤黒くなり、皮膚がザラザラになり盛り上がる(硬くなる)
  • 痒みを伴い、赤くブツブツとした湿疹が出現する
  • 症状が強く出ている際には、患部を掻いてしまうと浸出液(液体)が出てくる
  • 乾燥を伴い、皮がボロボロと剝けてしまう。

※患者様によっては、小さい頃にアトピー性皮膚炎になっていたけど、大人になるにつれて症状が治まった人や、薬も使用していない方がいらっしゃいます。
その一方で、大人になっても症状は変わらず、時折何かのきっかけ(刺激やストレスなどが要因とされている)でさらに悪化する事もあり、薬が手放せない方もいっらしゃいます。
このことから、アトピー性皮膚炎の中で、色々な症状段階の方がいる訳です。

アトピー肌は医療脱毛は受けてもいいの?

この病気は、良くなったり~悪くなったりを繰り返します。
そのため、状態が良いときであれば(症状が落ち着き、湿疹が出ていないなど)、主治医了承の元で施術は受けられます。
その中で、アトピー肌の人が脱毛を受ける事によってのメリットをご紹介致します。

自己処理の負担をゼロに近い状態へ

気になるムダ毛処理において、自己処理はつきものだと思います。
その際に使用する代表的な物と言えば、「剃刀」や「毛抜き」や「除毛クリーム」があげられます。
上記でも説明しましたが、アトピー性皮膚炎の方は、とても皮膚が敏感な状態になっています。
剃刀により自己処理は毎回皮膚に小さな傷をつけてしまい、毛抜きでは毛穴が炎症しやすく、皮膚のバリア機能が低下しているアトピー肌の人にはお勧めはできません。
それに比べて、脱毛する際には、少なからず皮膚には影響ありますが、レーザーは毛に反応しますので、自己処理道具に比べると肌への負担は無いと考えられます。
例えるなら、どんなの低刺激の剃刀を使用したとしても、脱毛回数の方が遥かに回数が少ないため、肌への負担は軽減できます。

蒸れや乾燥、肌トラブルが少なくなる

痒くて掻いたり、自己処理を頻繁にすることで、皮膚のバリア機能がさらに傷ついてしまい、そこから水分が蒸発し乾燥につながり、皮が剥けてしまいます。
また、脇や汗の溜まりやすい場所に毛がある事で、蒸れを生じたり、擦れるなどして摩擦が生まれます。その際に敏感に反応して炎症がおきてしまうのです。

アトピー性皮膚炎の肌は、医療脱毛で綺麗になる可能性も!

上記のことから、脱毛することで、毛が無くなれば汗で蒸れ・摩擦が無くなり、自己処理による肌トラブルのリスクを抑える事ができます。
自己処理による肌トラブルが少なくなれば、アトピーの悪化も防ぐこことが期待できますので、アトピー持ちだが、医療脱毛を考えられている方は是非一度ご相談下さいませ。

この記事の監修情報

VIVACE CLINIC

当院は医療レーザー脱毛専門院です。脱毛に関しての基礎知識をまとめておりますので、現在医療脱毛をお考えの方はご参考ください。

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