様々な脱毛方法がありますが脱毛方法によってはすべての方が脱毛を受けられないことがあります。
今回は医療レーザー脱毛ができない条件、一部脱毛ができない条件、一時的に脱毛ができない条件について紹介します。
脱毛治療が受けられない条件
医療レーザー脱毛では持病やアレルギーのある方は、疾病の種類や服用中の薬によって脱毛治療が身体にとって負担になる可能性があります。
以下に該当する場合脱毛治療が受けられません。
- 内臓系疾患がある方(B型・C型肝炎、糖尿病、心臓病、肝臓病など)
- 血液系疾患がある方、リウマチの方、統合失調症
- ペースメーカー・除細動器を使用している方
- 日光アレルギー・光線過敏症の方
- てんかんの症状がある方
- ケロイド体質の方
以下の薬を服用、使用されている方は施術前2日からお薬服用を控えていただきます。
抗生物質、抗不安薬、抗うつ薬、経口抗真菌薬、抗アレルギー薬、解熱消炎鎮痛薬、ステロイド剤。
糖尿病治療薬、抗凝固剤、抗血小板剤、免疫抑制剤、ホルモン剤
薬を服用されている場合皮膚の炎症を招く恐れや体調不良を起こす恐れがあります。
薬に含まれている成分が光に敏感に反応する状態(光線過敏症)を招き、肌トラブルを引き起こす原因となります。
ただし自己判断でお薬服用を止めることはしてはいけませんので必ず主治医の先生にご相談ください。
光過敏症とは短時間太陽光を浴びただけで発疹が出たり、ひどい日焼け起こしてしまうなど光によって皮膚炎症状を引き起こしてしまうことです。
一部脱毛できない条件
医療レーザー脱毛はレーザー光に反応し不調や不具合がでる部分には照射できません。
該当箇所がある場合は治療時に患部は避けてレーザー照射します。
該当項目には以下のような部分が挙げられます。
(一例)
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- 剃り残し、日焼け、アトピー、色素沈着、肌荒れ(傷、乾燥している箇所、ニキビ等で炎症を起こしている箇所など)
→やけどや症状の悪化のリスクがあります。
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- あざ、ほくろ(やけどのリスクをご承知いただいた上での照射は可能)
- 刺青、タトゥーアートメイクの絵柄部分とその周囲5cm以上あける
→メラニンを多く含むほくろやあざ、タトゥーなどに照射すると、色素に過剰に反応してやけどの恐れがあります。
またレーザー光によって色素が薄くなる可能性があります。
手術後の瘢痕部、美容治療部位(金の糸など)
レーザー照射することで金属部分に蓄熱されてやけどの恐れがあります。
一時的に脱毛できない条件
体調不良や日焼け肌、脱毛治療前の飲酒、手術直後、ヘルペスができているなどに該当する方は一時的に脱毛治療が受けられません。
予防接種や美容注射などは前後2~3週間脱毛治療を控えていただく必要があります。
脱毛治療を受けるにあたって該当する項目があるか確認しておきましょう。
その他ご自身で判断できない場合はかかりつけの主治医に事前に確認や了承を得ておくとスムーズです。
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