医療脱毛で粘膜部分の施術は可能か?対応範囲と注意点を解説

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粘膜部分とはどこを指すのか

粘膜部分とは皮膚ではなく、常に湿っていて刺激に弱い組織を指します。
VIO脱毛でいえば、Iライン奥の小陰唇の内側や膣口周辺、Oラインの肛門付近などが該当します。
これらの部位は色素沈着が強く、皮膚が非常に薄いため、照射には慎重な判断が必要とされています。

医療脱毛における粘膜への対応

医療脱毛では国家資格を有する医師または看護師が施術を行うため、粘膜に近い部位まで対応できる施設もあります。
ただし、粘膜そのものに照射することは火傷や炎症のリスクがあるため、多くの医療機関では直接的な照射は避けられています。
対応範囲については、以下のようにクリニックごとに異なる傾向があります。

クリニック例 粘膜対応の方針
クリニックA Iラインの粘膜近くまで照射可能、粘膜本体は照射対象外
クリニックB 安全性を重視し、粘膜周囲は照射せず控えめに調整
クリニックC 粘膜を含む部位すべてを施術対象外としている

粘膜部位を照射するリスク

粘膜は痛みを感じやすく、外部刺激に弱いため、以下のようなリスクが報告されています。
安全性を考慮し、照射は慎重に行う必要があります。

リスク項目 説明
火傷 粘膜は熱に弱く、火傷やびらんが起こることがあります
炎症や腫れ 一時的な炎症反応や赤み、腫れが現れる可能性があります
色素沈着 炎症のあとに色素沈着が残る場合があります

粘膜近くの施術を希望される患者様へ

粘膜に近い部位の脱毛を希望される場合は、以下の点に注意してカウンセリングを受けてください。

確認すべきポイント 詳細
施術可能範囲 どこまで照射可能か、明確に説明を受けることが重要です
医師の判断 皮膚の状態やリスクに応じて対応が変わる場合があります
施術者の経験 デリケートゾーンの施術経験が豊富なスタッフであるか確認しましょう

まとめ

医療脱毛では粘膜に近い部位まで対応しているクリニックもありますが、粘膜自体への照射は避けられることが多いです。
デリケートな部位であるため、安全性を第一に考えた対応が求められます。
粘膜の脱毛をご希望の患者様は、カウンセリングで照射範囲をしっかり確認し、医師や施術者とよく相談しながら進めていくことが大切です。

この記事の監修情報

VIVACE CLINIC

当院は医療レーザー脱毛専門院です。脱毛に関しての基礎知識をまとめておりますので、現在医療脱毛をお考えの方はご参考ください。

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