レーザーによる美肌効果はある??

脱毛

レーザーによる美肌効果!?

ホームページ等でレーザーによって美肌効果が得られると宣伝している美容クリニックを見かけることがあります。
レーザーの照射は、肌へ外部刺激を与えているため、ダメージを受けている状態ともいえます。
結論を言えば、レーザーによって美肌効果がある訳ではありません。
それにも関わらず、どうして美肌効果が得られると言えるのでしょうか。
当院での見解を述べていきます。

①除毛による効果

若い世代の肌荒れの原因の一つとして、剃刀負けや毛抜きといった自己処理によるものがあります。これらはいずれも肌の表面を傷つけてしまうため、ニキビや乾燥肌、さらに毛包炎等になってしまうこともあります。
身嗜みを整える際の外部刺激によるダメージが肌荒れの要因の一つになるということは、これらの外部刺激の回数を減らせばよいですね。
Alexの照射によって、短時間かつダウンタイム無しで一時的に脱毛することが可能なため、必然的に剃刀や電気シェーバー等を使用する頻度が減ります。
このことから日常的に肌にダメージを与える機会が減るので、以前より肌トラブルが改善されることに繋がり、美肌効果が得られるという表現がされることになります。また、Alexの照射によって毛根の中の毛まで影響を及し、自己処理以上に毛を除去できるため、毛のまわりの異物による炎症を一定期間抑えることも挙げられます。(回数を重ねて永久脱毛に近い状態になることや毛が細なることは勿論ありますが、今回は題意から外れるため言及はしません。)

②美白による効果

美容整形において、美肌といえば美白も重視される要素の一つであるといえますね。美白といえば、「肌を白くする」と誰しもが思うでしょう。実際にテレビの広告で見るようなシミ一つない綺麗なモデルのような肌を想像する方も少なくないと思われます。そこから現状より自信の肌が白くなることを想像する方も一定数います。しかし、本来の美白は「メラニンの生成を抑制し、日焼けによるシミやソバカスを予防することそして肌に対して色素沈着等が少なく、肌色が明るく均一になる」ことを指します。(厚生労働省も美白有効成分について、上記と同様の内容で定義しています。)
ここで、以下の図を参照して下さい。

(a)

シミa

(b)

シミb

(a)は施術前、(b)は施術後の状態とします。
真っ黒の部分は肌への色素沈着(シミ)だと思って下さい。
(a)と(b)を比較すると(b)では、濃い色のままとはいえ、シミが薄くなっていますよね。つまり、美白に成功していると言えてしまいます。
このことを美肌効果として宣伝していることから、患者様と医師とのすれ違いの原因になったりもします。
(勿論、シミの除去特化型のレーザーは存在します。)
因みにAlexレーザーの場合は、シミの完全除去というよりは、老人性色素斑を薄くする際に用いられ、シミや痣等を除去したい場合にはQスイッチルビーレーザーが主に用いられます。
施術を受ける前には、上記の点について細心の注意が必要です。

上記からも分かるように、美肌についても、永続的な効果が望める訳ではありません。しかし、見方を変えれば、レーザー治療による肌トラブル改善の恩恵があるともいえます。また、どこまでを美肌効果と考えるかによって解釈が変わってくると思います。
ただ、脱毛の際に用いられるレーザーによる美肌効果はあくまで副産物として考えるとよいでしょう。

この記事の監修情報

VIVACE CLINIC

当院は医療レーザー脱毛専門院です。脱毛に関しての基礎知識をまとめておりますので、現在医療脱毛をお考えの方はご参考ください。

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