医療脱毛前の自己処理で避けるべき行為とは

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医療脱毛前に避けるべき自己処理の基本

医療脱毛を受ける際には、施術部位の毛を自己処理しておくよう案内されることがあります。
しかし、不適切な方法で処理を行うと、施術の効果が十分に得られなかったり、肌に刺激が加わってトラブルにつながることもあります。
以下では、脱毛前に避けたほうがよい自己処理のポイントを説明いたします。

毛抜きやワックスの使用は控える

毛抜きやワックスは毛根から毛を抜き取る方法であるため、医療脱毛に必要な「毛根に残るメラニン色素」がなくなってしまうことがあります。
その状態では、レーザーや光が反応する対象が少なくなり、脱毛効果を得にくくなると考えられます。
また、肌に対する刺激も強いため、施術前には使用を控えることが勧められます。

脱毛クリームも施術前は避ける

市販の脱毛クリームは、毛のタンパク質を分解する化学成分が含まれており、毛を溶かして除毛する仕組みです。
このような処理方法では毛根までダメージを与えることがあり、レーザー脱毛の効果に影響する可能性があります。
また、肌に合わない成分が含まれている場合、赤みやかぶれの原因になることもあります。

強く深く剃ることは避ける

カミソリを使って深剃りをすると、表皮の角質層まで削ってしまうことがあり、肌が薄くなってしまうことがあります。
肌が薄くなると、脱毛機器の熱や光に対する刺激が強く感じられることがあり、痛みや赤みが起きやすくなります。
自己処理の際は、力を入れずに優しく処理することが望ましいです。

自己処理後の紫外線は避ける

自己処理を行ったあとの肌は、外部からの刺激に対して敏感な状態です。
そのような状態で紫外線を浴びると、赤みやかゆみが出たり、色素沈着につながることがあります。
脱毛当日だけでなく、前日や直後の外出時にも、日焼け止めや日傘などで紫外線対策を行うようにしましょう。

処理後の保湿は重要

自己処理後の肌は乾燥しやすく、バリア機能が一時的に低下することがあります。
そのまま施術を受けると、熱による刺激が強く感じられることがあるため、保湿によって肌を整えることが推奨されます。
無香料で刺激の少ない保湿剤を使い、処理後すぐにケアを行うように心がけましょう。

剃り残しがあると施術に影響が出る

剃り残しがあると、毛にレーザーが強く反応してやけどにつながることがあります。
また、照射にムラが出たり、クリニックによっては追加費用が発生する場合もあります。
背中やうなじなど、自分で処理が難しい部位は、無理をせずスタッフに任せることが望ましいです。

電動シェーバーの使用が推奨される理由

電動シェーバーは、カミソリと比べて刃が直接肌に触れにくく、摩擦が少ないため、肌への刺激が和らぐとされています。
敏感肌の方や肌トラブルを起こしやすい方には特に適した方法と考えられます。
普段から使用する道具としても、肌の負担を軽減するために電動タイプのシェーバーが検討されます。

処理のタイミングに注意する

医療脱毛前の自己処理は、前日から当日の朝までに行うことが多いとされています。
処理が早すぎると毛が伸びてしまい、照射が効果的に行えなくなるおそれがあります。
一方で、直前の処理では肌に赤みや炎症が残ってしまう可能性もあるため、タイミングには注意が必要です。

避けるべき自己処理とその理由

避けるべき自己処理 理由
毛抜き、ワックス 毛根がなくなり、脱毛効果が低下するおそれがある
脱毛クリーム 成分が肌に刺激となり、赤みやかぶれの原因になることがある
深剃り 角質を傷つけ、肌が敏感になりやすい
自己処理後の紫外線 炎症や色素沈着につながる可能性がある
保湿不足 乾燥により、施術時の刺激を感じやすくなる
剃り残し やけどや施術の支障となる可能性がある
カミソリのみの使用 摩擦が強く、肌への負担が大きくなる
処理のタイミングが不適切 効果の低下や肌トラブルの原因となる

まとめ

医療脱毛の前に行う自己処理は、正しい方法とタイミングを守ることで、安全かつ効果的な施術につながります。
毛を抜く処理や深剃りは避け、肌への刺激をできるだけ抑えることが大切です。
疑問点がある場合は、施術前にクリニックへ相談することもご検討ください。

この記事の監修情報

VIVACE CLINIC

当院は医療レーザー脱毛専門院です。脱毛に関しての基礎知識をまとめておりますので、現在医療脱毛をお考えの方はご参考ください。

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