脱毛前後の予防接種についてご説明。よく頂くご質問を解決します!!

脱毛

脱毛と予防接種

脱毛前後に予防接種の予定が入ってしまったけど期間を開けた方がいいのかなと疑問に思われる方や、もし脱毛前後に予防接種を受けてしまったらどんな影響があるのか?と不安に感じる方もいるかと思います。

そんな疑問や不安を解決するため
今回は予防接種と脱毛の相互の影響についてお伝えします。

脱毛前後の予防接種はどのくらい期間を空けるべき

当院では

  • 不活化ワクチン(インフルエンザ・B型肝炎・日本脳炎など)は接種前後1週間の施術をお断りしています。
  • 生ワクチン(風疹・麻疹・水疱瘡・おたふくなど)は接種前1週間/接種後1ヶ月の施術をお断りしています。
  • コロナワクチンは接種前後2週間の施術をお断りしています。
  • 子宮頚がん(HPV)ワクチンは、薬剤の種類で3回目までの接種間隔が異なります。そのため基本的には高校1年生までの方で脱毛と予防接種を希望される場合は、3回目までのワクチン接種を終えてから脱毛することをオススメしています

※もし、脱毛を始められてから子宮頚がんの予防接種予定が入った場合は、
接種前後3週間は施術をお断りしています。

予防接種をしてからすぐ脱毛をするとどんな影響があるの

  • 予防接種をした当日は病院でも激しい運動や熱いお風呂など、体温が上がることは控えてください!と言われるように、レーザー照射も肌に熱が加わる行為なので当日は絶対に照射してはいけません
  • なぜなら、予防接種は免疫を作るために接種しますが、その際の免疫反応で発熱や発疹が出る事があり、体調が万全とは言えません。また肌のバリア機能が低下し、脱毛の副反応である肌の赤みや痒みが出やすくなる事もあります。
  • 予防接種後脱毛を行う際に空ける期間は各クリニックによっても異なるのできちんと確認しましょう。

どうして脱毛後すぐに予防接種を受けるとダメなの

脱毛は肌にレーザー光を照射して、熱を加えることで発毛を促す器官や毛の基となる細胞などを破壊します。
そのため脱毛後は肌に熱がこもりやすく、肌のバリア機能も低下してしまいます。肌に熱がこもると、なかなか赤みや発疹がひかなかったりひりつきや痒みが続くことも。。。

また、肌のバリア機能が低下することで肌が刺激に弱く敏感になってしまったり、乾燥しやすくなったりします。
よく脱毛の際クリニックやエステで、脱毛後体温の上がる行為を控えるようにや、当日はお化粧などを控えるように、保湿をしっかり行うように等と言われるのはこういった副反応や肌トラブルを防ぐためです。

ここにもし予防接種をしてしまうと、肌に熱がこもっている状態や、肌のバリア機能が低下して肌が刺激に弱くなっている状態で予防接種を受けてしまうと、通常の予防接種後に比べて赤みや腫れ等の肌トラブルを引き起こしやすい恐れがあります。
また、たとえ脱毛後に赤みや発疹、ひりつき、痒みといった脱毛の副反応がなくても肌は刺激を受けやすい状態ですので、各クリニックが表記している脱毛前後の予防接種のタイミング、空けるべき期間についてしっかり確認しましょう。

身体を病気から守るために必要な予防接種ですが、時にきちんと脱毛前後に空けるべき期間を守らないと、さまざまなトラブルにつながります。

予防接種と脱毛の相互の影響について、少しでもご理解いただけましたでしょうか?
その他、現在脱毛をお考えの方で不明点や不安点などございましたらお気軽にご相談ください。

当院の衛生対策に関しては以下をご参考ください。
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)感染予防対策

この記事の監修情報

VIVACE CLINIC

当院は医療レーザー脱毛専門院です。脱毛に関しての基礎知識をまとめておりますので、現在医療脱毛をお考えの方はご参考ください。

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