他院で脱毛済みの部位に再照射する際の条件とは

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他院で施術済みの部位に再照射する際の基本的な考え方

医療脱毛は、複数回の施術によって効果が期待されますが、他院での施術に満足できなかった場合や、毛がまだ残っている場合には、別の医療機関での再照射を希望されることがあります。
ただし、照射前にはいくつかの条件を確認する必要があります。
再照射の安全性を確保しつつ、効果を適切に引き出すためには、肌状態や施術履歴の把握が欠かせません。

再照射前に確認される主な条件

確認項目 内容
前回施術からの経過期間 施術直後は肌に熱がこもっているため、一定期間(多くは4〜8週間)空ける必要があります。
肌の状態 赤み、湿疹、かさぶた、色素沈着などがない、安定した状態であることが求められます。
施術の種類 医療レーザーか、光脱毛(エステ)かにより、使用機器や反応が異なるため、確認が必要です。
硬毛化や増毛の有無 過去の施術で毛が濃くなったように感じる場合は、機器や出力の調整が必要になることがあります。
毛の残存状態 まだ成長期の毛が多く残っているか、産毛程度かで、照射の是非や回数の目安が変わります。

カウンセリングで確認される内容

カウンセリングでの確認事項 詳細
以前の施術回数 どれくらい照射を受けたかにより、残りの照射回数や効果の期待度が判断されます。
使用された機種 レーザーの種類により、肌の反応や毛への作用が異なります。
トラブルの有無 火傷や色素沈着などの既往がある場合は、慎重な照射が求められます。
ご希望の仕上がり 完全な脱毛を目指すのか、目立たない状態を維持したいのかで、施術内容が変わる場合があります。

再照射を希望される患者様へのアドバイス

再照射は、以前の施術履歴や現在の毛の状態を踏まえたうえでの判断が必要となります。
施術回数が不明な場合や、照射直後に肌トラブルがあった場合でも、診察を通じて可否を検討することができます。
再照射を希望される際には、以下のような情報を整理しておくとスムーズです。

整理しておくとよい情報 内容
施術を受けた時期 最後の照射がいつだったかが、再照射のタイミングを決める大きな手がかりになります。
施術を受けた部位 特定の部位に限定して再照射したい場合、照射範囲を明確にしておくことが重要です。
痛みや副反応の有無 前回の施術時にどのような感覚やトラブルがあったかを伝えることで、リスク回避につながります。

まとめ

他院で脱毛を受けた部位への再照射は、肌の安全性と施術効果の観点から、いくつかの条件を満たす必要があります。
照射時期や肌状態、脱毛方法の違いをふまえて、再照射が可能かどうかを判断します。
不安な点がある場合も、まずは医療機関での丁寧なカウンセリングを受けることで、安心して治療を進めることができます。
再照射をご検討中の患者様は、お気軽にご相談いただくことをおすすめします。

この記事の監修情報

VIVACE CLINIC

当院は医療レーザー脱毛専門院です。脱毛に関しての基礎知識をまとめておりますので、現在医療脱毛をお考えの方はご参考ください。

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